「かくかくしかじか/東村アキコ」久々に何度も読んだ漫画です。
作者が青春時代にお世話になった絵画教室の先生との交流を描くこの漫画は第8回マンガ大賞を受賞しています。
先生は最初にとても厳しい人として登場しますが、話が進むにつれてその厳しさには慣れてしまって愛おしい人物に変わっていきます。
基本的には面白いおっさんのエピソードを紹介するギャグ漫画なのですが、実在の人物をモデルにしていること、作者のいわゆる師匠にあたる人ですから先生への情というか過去への後悔の念のようなものが全体的にあって、切ない雰囲気も漂っています。そのバランスが絶妙と言える作品です。
一番好きなシーンは第4巻の明子と先生が庭に植えるためのニホンタンポポをとりにいくシーン。先生の美しいものに対する無邪気さとかわいさがあふれる素晴らしいシーンです。
この漫画はすでに完結しています。ある程度の長さで完結しているというのは昨今の漫画では少ないのですが、これもこの漫画の質を高めていると思います。
最終巻は涙なしでは読めない。作者自身の「お涙頂戴もの」にしたくないという思いのようなものがとても良い雰囲気を出しています。
最近では漫画を買ってきても一度しか読まなくなった私ですが、この本は何度も読みます。そして何度も泣きます。
素敵な漫画だと思います。
オススメの海外で使えるモバイルWi-Fi
漫画とは関係のない投稿ですが、
もうすぐに海外旅行に行く予定です。
その時に必要なのって海外でも使えるWi-Fiなんですよね。
今まで知りませんでした。
海外でも普通にスマホ使えると思っていたのですが
そうではないようなんです。
日本でWi-Fiを借りて行かないと高額な請求があるとか。
とても参考になるサイトがあったのでみてみてくださいね。
と言っても海外旅行に行くことなんてほとんどないと思うんで
必要ないと思うのですが。。
るろうに剣心のクライマックスに感動!
私は漫画「るろうに剣心」で一番感動したシーンがあります。それは、漫画の最後で、雪代縁という相手と最後の闘いを繰り広げるシーンです。
その昔、明治という新時代を築き上げるために人斬りとして暗躍した剣心が斬り捨てた武士の中に、許嫁がいた者がいました。
偶然か運命か、巴という名のその許嫁と出会った剣心はある事件により、巴の命をも目の前で失ってしまいます。
それは巴の意思によるものだったのですが、それを目の当たりにした一人の少年がいて、それが雪代縁でした。
彼は巴の弟で、たった一人の肉親を失った縁は、剣心に復讐を果たすことだけを考えて生きてきました。
縁は卓越した剣術と異常なほどの復讐心で剣心を追い詰めます。剣心は縁が自分を恨む気持ちを分かりながらもそれを償う方法をずっと考えていました。
そして「剣を遂して人生を完遂する」という答えにたどり着いた剣心は、心の迷いをなくし、縁に打ち勝ちます。
巴の気持ちを知り、闘いに負けた縁は姿を消しますが、剣心がずっと引きずっていた過去の闇が、やっと晴れた瞬間、心のそこからよかったと思いました。
そして、かつて恐れられた人斬りから、剣心としての新しい人生を踏み出す感動のシーンだと思いました。
3D彼女が大好きです
この漫画は今連載中で9巻まで出ています。
この漫画は、ヲタクで付き合ったこともない二次元にのめり込んでいる男子高生が主人公で、同じ学校で同級生の女の子と恋をしていく、というストーリーです。
女子高生の子は、外見はまさに美少女!誰からもモテるような女の子ですが、噂で「男を弄んでいる」と流されていました。
この二人が仲良くなったきっかけは、遅刻してしまって補修でプール掃除をしたことからでしたが、流れ的に自然で「こういうこと実際にあったらいいのに!」と思っちゃう程でした。
女の子には謎があり、彼と付き合う期間が決まっているのも、今9巻まで読みましたがすごく気になります!
果たして病気なのか、その他に理由があるのか…。
女の子も噂で流れている子とは違った印象で、今まで本気で恋愛したことがないから遊んでいたんだ、ということも分かり、本気で男の子を好きなんだな〜!って気持ちが伝わってきました。
男の子もヲタクで最初は行動とかに吹き出して読んでしまいましたが、女の子と付き合っていくうちに色々なことを学んで成長していく姿が、とても素敵に見えました。
この漫画は、イラストが私は大好きで、登場人物がすごく格好良い&可愛く描かれています!
漫画を読む上で、私はイラストから入るのですが、こちらの漫画はストーリーもとても良いです。笑いあり、感動あり…!是非読んでほしい漫画のひとつです。
ハンサムな彼女が好き
昔はりぼんをよく買っていて、その中でも好きな漫画家さんというのが何人かいました。
そのトップとも言えるのが吉住渉先生です。絵があまり強烈な感じがしなく、ソフトな印象で、見やすいのと、ストーリー構成も分かりやすくて大好きでした。
その吉住渉先生が書いた「ハンサムな彼女」は、小学生くらいの時に見て気にいったので、すぐに漫画を買いそろえてしまうほど好きでした。
内容は、女優の主人公と、新進監督との恋愛物語なのですが、この女優も監督も高校生同士という、ちょっとありそうでありえない設定がいいなと思いました。
最初は、主人公の女の子が、彼を好きになり、告白しても1度彼に振られてしまいます。
その時には、一緒になって私も漫画を見ながら涙してしまいましたが、その内、彼も彼女の事が好きだということに気付き、結果、カップルとなります。
カップルになってからは、お互いがお互いのことを思いやるような素敵なカップルで、こんなカップルに大きくなったらなりたいなと思いました。
小学生だった私には彼らがデートをするシーンや、キスをするシーンにドキドキしたり、デートの時はこんな風なファッションにするのかと、ファッションもストーリーも楽しめる漫画で好きです。